絶望の世界
『僕の日記』
におけるえんどうまめの行動分析
このページでは、まめっちのこれまでの奇蹟を追ってみよう。
しかしながら、産まれてから現在に至るまでの事はちょっと無理なので、とりあえずまめっちが物語に登場する時くらいから順を追って、まとめてみた。
sakkyとの出会い
まめっちにとって、恐らく最も重要であり、運命的な出来事と言えば、sakkyとの出会いだろう。
残念ながら、まめっちと 「 希望の世界 」 の関係がいつ頃から始まったのかは書かれていないが「希望の世界」が出来上がった時期は割り出せる。早紀ちゃんが中3の時である。
つまり、1998年に 「 希望の世界 」 は誕生したということになる。
当然ながら、まめっちやその他のメンバーが出会ったのも、その後。
さらに詳しく言えば、早紀ちゃんが中3の頃なので、1998年4月以降ということになる。
受験生でありながらホームページを作る余裕がある所は、さすが早紀ちゃんと言ったところか。
さて、まめっちは 「 希望の世界 」 の常連になる訳だが、何故 「 希望の世界 」 に来たのか。
まずは、その辺を探ってみよう。
理由としては2つほど考えられる。普通にネットサーフィンで見つけたか、あるいはNSCから移り住んだか。
前者は説明する必要はないだろうが、後者は一応僕の考えとして述べておこう。
可能性としては低い考えだが、全くのゼロではないと思う。参考までに載せておく。
NSCの管理人 「 ロロ・トマシ 」 ことカイザー君がいつからネットをやり始めたかは不明だ。
しかし、少なくともベイスターズが優勝した時からは、やっていたらしい ( 『 カイザー日記 』 9/12 )。
そこでだ。もしも、カイザー君が 「 滅望の世界 」 よりも先に 「 NSC 」 を作っていたとしたら・・・。
「 希望の世界 」 がターゲットとされる以前から、NSCが活動していたとしたら・・・。
「 希望の世界 」 よりも前にNSCにストーキングされていたページがあったと仮定する。
密告遊び等によって、そのページは閉鎖を余儀なくされ、NSCのターゲットは無くなる。
そして、次のターゲットとして 「 希望の世界 」 がピックアップされ、再び活動を再開。
「 希望の世界 」 とsakkyの魅力に心を奪われたカイザー君 ( ロロ・トマシ ) は、「 滅望の世界 」 を設立。
しかしながら 「 希望の世界 」 のパクリページよりも、ストーキング行為を楽しむNSCメンバーは相手にせず、「 NSC 」 と 「 滅望の世界 」 の人気の差が付いていく。
その中のメンバーの一人がダチュラであり、彼もsakkyの魅力の虜となった。
そしてダチュラは、sakkyとより親密になる為 「 えんどう 」 として 「 希望の世界 」 に入り込む。
ちなみに、当時の常連メンバーとしては 「 sakky 」、「 トオル 」、「 渚 」、「 タケシ 」 の4人だと思われる。
そして、堂々とsakkyに近づこうとした 「 えんどう 」 はある事実に直面する。
sakkyとトオルの関係だ。この2人がチャット等で公に付き合っている事を言っていたかは定かではないが、「希望の世界」に掲載されている「私の日記」には性行為までもが記されているので、当然「えんどう」は気付いたはずだ。
そこで 「 えんどう 」 はsakkyの心のうちをより詳しく知るために、もう一人のキャラを演じる。
それが 「 TOMO 」 だ。
女性の振りをしてsakkyに近づき、あらゆる情報を得ようとしたはずだ。
そうしてる内に、トオルが来なくなり、sakkyもしばらく来なくなってしまった・・・・・。
と、こういう考え方も出来るのだが、これはちょっと無理があった。
まず 「 滅望の世界 」 と 「 NSC 」 の設立順。
やはり 「 滅望の世界 」 が先だろう。その後 「 NSC 」 が作られた、という流れの方がスムーズだ。
カイザー君がいつ、何処で、どのようにして 「 希望の世界 」 を知ったか。それは曖昧になってしまうのだが・・・。
「 希望の世界 」 を発見したカイザー君は 「 滅望の世界 」 を作り、さらに 「 NSC 」 というサイトも作ってしまう。
しかし、NSCの方が人気が出てしまい 「 滅望の世界 」 は廃れていく。
それでも、自分が初めて作ったHPを消すのは忍びなく、残しておいた・・・。
どうだろうか。
あぁ、でもカイザー君自ら 「 『 滅望の世界 』 はNSCの影響で作った 」 とも言ってるし・・・。
それは 「 カイザー・ソゼ 」 ≠ 「 ロロ・トマシ 」 という事を強調するための嘘だとも考えられるし・・・。
ちなみに 「 滅望の世界 」 は和ジオで 「 NSC 」 は海外のサイトと使い分けていた様なので、「 NSC 」 とまめっちの出会いは多分、MP3を探しに海外のサイトを回っていたまめっちが偶然NSCを見つけた、辺りだろうか。
で、ここでまた一つの仮説が浮上する。
初めてホームページを作るとなると、大抵の人は日本の企業からスペースを提供してもらうのが一般的だろう。
コレを読まれている方の中にも、そういった経験のある人は結構いるのではないだろうか。余程の人でない限り、いきなり海外の企業に申し込む事はしないハズだ。
カイザー君の場合は、まだ中2もしくは中3であり、英語も習い始めたばかりで、串も知らない初心者だった。
つまり、彼も同様に初めて作ったであろう 「 滅望の世界 」 は国内の企業 ( この場合は和ジオ ) で、NSCよりも先に完成させた可能性が高い。
カイザー君が死んでしまった今では、真相を確かめる術はないが、この仮説が的中とはいかないまでも、多少なりとも当たっていれば幸いである。
とにかく、sakkyと出会った事で、まめっちの人生は波瀾万丈になった事は確かなようだ。
トオル・タケシへの嫉妬
愛するsakkyへ一歩近づいたまめっち。
ところが、そこにはライバルがいた。sakkyと両想いの 「 トオル 」、そしてトオルよりも以前からsakkyに対してアプローチをかけていたタケシさん。
新参者であるまめっちにとって、この二人はとても大きな壁に見えただろう。
一応、言っておくとココで言っている 「 タケシ 」 さんは、渚さんの自作自演である。
杉崎先生の 「 タケシ 」 さんがネットをやり始めたのは1999年2月なので、1998年4月以降に作られた 「 希望の世界 」 と比べると、最高10ヶ月に渡って架空の 「 タケシ 」 さんがsakkyへアタックしていたワケだ。
ところがトオルに関しては2月の時点で既に死亡しているので、トオルはそれ以前から 「 希望の世界 」 とのつながりがあった、と考えられる。
もう少し深読みしてみよう。
「 トオルが掲示板に現れなくなったのは約3ヶ月前 」 という記述があり ( 『 僕の日記 』 2/9 ) 逆算していくと、11月頃に辿り着く。
つまり亮平君が日記を付け始めた頃から、トオルは 「 希望の世界 」 には行っていない事になる。ROMってたかどうかは別として。
という事は、トオルがsakkyをフッた時期もこの頃ではないだろうか。
4月以降にsakkyと知り合い、11月までに出会い、オフ会、告白、性行為、別れまでを繰り広げた2人の事を知って、1年以上経っても会ってすら貰えなかったまめっちは発狂したことだろう・・・。
まあ、この辺は深読みと言うより、物語の裏側の読者自身で読み取るストーリーとして描かれていた部分なのかもしれない。
さて、話を戻して、これらの流れを簡単に現すと、
「 渚さん演じるタケシ 」 登場 → トオル登場 → トオル死亡 → 「 渚さん演じるタケシ 」 と杉崎先生の入れ替わり
となるだろう。
この流れの何処かに 「 まめっち登場 」 というパーツが入るハズなのだが・・・・・難題だ。
これは、現段階ではまだ正確には推理できない。
しかし、sakkyが掲示板に復活を公言した3月1日までは 「 受験勉強 」 という名目でネットをやっていなかったのだから、どうやらその辺からある程度は推理できそうである。
「 sakky 」 がネットをやっていないと思われる時期は単純に考えて、亮平君に襲われて壊れた時(1999年元旦)から、上記の3月1日まで。
それは確実と思われるので、さらにもう少し絞ってみよう。
『 僕の日記 』 12月28日の日記には 「 早紀は受験勉強のため行きません。 ( 両親と一緒に帰省しません ) 」 とある。
もしも実際に 「 親からネット禁止令 」 が出ていたのなら、この期間も含まれる。
早紀ちゃんが受験勉強を始めた正確な時期は割り出せないが、分かりやすい様に12月1日から始めたという事にしよう。
いや、「 トオル 」 にフられたその時期から、勉強に集中するようになった、とも考えられる。
ということで11月と12月1日の真ん中をとって、11月15日から受験勉強を始めたと仮定しよう。
ちなみに、11月15日といえば、物語に初めて早紀ちゃんが登場した日でもある。そういう意味でも仮定するに相応しいのではないだろうか。
( まあ早紀ちゃんの事だから、もっと早い時期から勉強をやっていたかもしれないが。 )
つまり、sakkyがネットをやっていた期間は、'98の4月〜11月中旬、そして受験勉強のため暫く空いて、再び始めたのが'99の3月1日。
という事は、まめっちがネット上でsakkyと知り合えるのが可能な期間は自ずと決まる。'98の4月〜11月の約7ヶ月の間だ。
こうなってくると、上に書いてきた推理は多少狂ってくる。
まめっちと 「 トオル 」 は ( チャット上などで ) 面識があり、さらに 「 タケシ 」 を加えた3人でsakkyを奪い合うといった構図になるのだ。
しかしここで、なるほど、と納得してはいけない。
杉崎先生の 「 タケシ 」 さんがネットを始めたのは、'99の2月。2月といえば、早紀ちゃんが壊れている時期であり、sakkyと知り合う事は時期的に言って、不可能なのだ。
なので、3月1日に書き込まれたsakky復活のカキコを見て 「 タケシ 」 さんが、親しげにレスを返すのは不自然なのである。
さて、この矛盾を解消するには、どうすればいいか。
考えられるのは、杉崎先生の 「 タケシ 」 さんが、渚さんの演じていた 「 タケシ 」 さんから情報を貰った、というモノだ。
今までsakkyの恋人役 ( 最終的には 「 トオル 」 によって意味が無くなったが ) として 「 希望の世界 」 にいた、渚さん演じる 「 タケシ 」 さんと、'99の2月に登場した杉崎先生の 「 タケシ 」 さんの入れ替わりを考えると分かりやすい。
「 トオル 」 にsakkyを奪われても、とりあえず渚さんは 「 タケシ 」 さんを 「 希望の世界 」 の住人として演じ続けた。
そこに、杉崎先生の 「 タケシ 」 さんが現れ、「 希望の世界 」 内に 「 タケシ 」 と名乗る人物が二人できてしまった。
そこで、渚さんは杉崎先生の 「 タケシ 」 さんに相談する。
「 もう一人の 『 タケシ 』 はね、実は、私が演じているの。この事は誰にも気付かれていないから、ややこしくならないうちに、貴方が 『 タケシ 』 として存在してくれないかしら? 」
杉崎先生は困惑した事だろう。いきなりこんな事を告白されたら誰だって驚く。
「 え?なんでそんな事を・・・?? 」
「 色々事情があって・・・。実はね・・・・・ 」
渚さんが何処まで話したかは不明だが、自分が「タケシ」を演じていた理由、「トオル」とsakkyが恋仲になった事を打ち明け、今まで「希望の世界」で起こった事や話題になった事や他のメンバーの簡単なプロフィールくらいは杉崎先生に伝えたと想像される。
事情を把握できた杉崎先生は、渚さんの依頼を受け、実体を持つ「タケシ」さんとなった・・・・・。
こんなトコだろうか。それとも、まだ不自然だろうか。
もっとも、いくら巧妙に入れ替わったとしても、まめっちは当然気付いていたハズだが。
もしかすると、途中から入ってきて、みんなを騙して常連の様に振る舞い、sakkyにアプローチしていた事が「タケシ」を嫌っていた理由の一つだったのかもしれない。
さて、また脱線してしまった。話を戻そう。
今までの推論が外れていたとしても、まめっちは「私の日記」により、「トオル」というsakkyの心を掴んだ男がいた事くらいは知っていただろう。
そして、行動を起こす。「僕のsakkyちゃんを汚した罪は、死に値する」と。
でも、トオルの正体がどうしても分からない。掲示板の過去ログを見てトオルのIPを調べても、何処ぞの高校という事しかわからないし(トオルが家でもネットをやっていたら話は変わるが)、万策尽きたって感じで。
そこで再び役に立つのが「TOMO」ちゃんの存在。
sakkyにメールを送り、トオルの情報を可能な限り聞き出す。
やっとの事でトオルの住所が分かったまめっちは、ライオンズマンションへ直行。
待ち伏せたが、トオルらしき人物は見つけられない。とりあえずトオルの本名をメモって、家路につく。
そして次の日の新聞で、ある記事に目がいった。
「高校生、電車に轢かれる」の文字。被害者は・・・・・昨日ライオンズマンションで名前を確認した男と同じだ。
ナンだ。もう天罰が下ってるジャン。ほくそえむまめっち。
恋敵の一角が消えて、もう一息だ。まめっちは、さらに燃(萌)える。
そこで邪魔になってくるのが「タケシ」さん。
まめっちの悪い予感は的中し、「タケシ」さんからsakkyに会うからという相談が「えんどうまめ」の方にくる。
さらに同時期に、sakkyからの相談も「TOMO」にされる事に。
二人からの相談を同時に受けたまめっちは、考えた事だろう。
「タケシ」はsakkyに会いたがってる。しかし、sakkyはそれを拒否している。
普通ならば「タケシ」にsakkyと会うのを諦める様に説得するのが一番良いように思える。
が、まめっちはそうはせずに、少なくともsakkyの方には「タケシ」さんと会うように薦めている。
これは何故か。・・・・・何故だろう?
一つずつ解決していく事にして、「タケシ」さんサイドの相談から当たってみよう。
まず初めに浮かび上がる疑問は「タケシ」さんは「えんどうまめ」に何を相談したのか、だ。
考えられる事と言えば、「sakkyをどのように説得するか」や「会って何をすればいいか」などだろうか。
中でも「説得の仕方」は最も重要なキーワードである。
実際、sakkyも「TOMO」さんに説得されたとは言わないまでも、相談しなかったら「タケシ」さんに会いに行かなかった可能性もあるのだから。
まずsakkyに了解を得ることを主題として、相談は始まる。
しかし、まめっちもそう安々とsakkyと「タケシ」さんを会わしたくなかっただろう。
そこで一計を案じたまめっち。
「もしも待ち合わせ場所を間違えたり、遅刻したりしたら、sakkyに嫌われちゃうよね。嫌われちゃおう!『タケシ』!!」
悪意の電波を送りながら、相談に乗る。
まめっち:「じゃあさ。ボクもsakkyの方に説得を試みておくから、後で困らない様に今はデートコースを考えようヨ。」
タケシ:「え、でも大丈夫?ずっと拒み続けてるけど・・・。」
こんな事を言っていても、「タケシ」さんは心の中では期待していたはずだ。
何故なら、自分よりも「えんどうまめ」の方がsakkyとの付き合いが長いから。
渚さん演じる「タケシ」の後継者の様な自分よりも、自分よりはsakkyの事を知っている「えんどうまめ」の方が説得し易いと思ったに違いないだろう。
そして、さらに相談は続く。
まめっち:「大丈夫だって!それより、待ち合わせ場所とか決めておかないと、sakkyと会う事になってもすぐに打ち合わせできないよぉ?」
タケシ:「うん・・・そうだね。ありがとう。じゃあ、説得の方は任せたよ。」
まめっち:「まかせとけって!ъ( ゚ー^)」
タケシ:「で、待ち合わせの場所って、何処がいいんだろう?」
まめっち:「ん〜。○○なんてどぉだい?あそこで待ち合わせる人って意外といないから、お互い分かりやすいと思うよ。」
タケシ:「なるほど。さては、君もそこで待ち合わせとかよくしてるんじゃないの?」
まめっち:「それは内緒だよ。てへっ☆」
タケシ:「モテる男は辛いってか?(笑)」
と、まあこんな所だろうか。
単なるミニオフ会を「デート」などと言う所なんかは、秀逸と思うのだが。そうでもないか。
で、相談を終えると、次はsakkyの方へ話し掛ける。「TOMO」として。
そして「遠くから様子を見る」という逃げ場も作っておいて、なんとか説得を成功させたまめっちは、次のステップへ駒を進める。
オフ会前日にsakkyに気持ち等を確認し、sakkyが床に就いた頃を見計らって「タケシ」さんに連絡。
まめっち:「明日、sakkyと会うんだよねえ?でも、切望町の○○ってやっぱちょっと遠くない?」
タケシ:「切望町?失望町の○○じゃなかったっけ??」
まめっち:「そっちは駅とは反対方向でしょ?それにsakkyも『切望町って行った事ないから楽しみ』って言ってたよ?」
タケシ:「『○○』としか言ってなかったからなあ。しまった・・・。○○って切望町にもあったんだよなあ。どうしようか?」
まめっち:「今はもうsakky、寝てるだろうから・・・。てゆーか、君が切望町行ったらイイんじゃないの?」
タケシ:「やっぱ、それしかないかなあ。当日に連絡して、ややこしくなったらまた困るからな。それにsakkyが行きたがってるんだから、そうしようか。」
まめっち:「そうだね。とにかく、今気付いて良かったジャン。」
タケシ:「その通り。ありがとう。心の友よ!」
・・・・・こうすれば、自然とすれ違いが起こり、「タケシ」さんとsakkyは会えなくなるのだが・・・。
やはりこの方法は、かなり無理がある。満たさなければならない条件が多く、成功率も非常に低い。
可能性の一つとしては置いておいてもいいだろうが、まめっちの事。
もっと緻密で、巧妙な方法を用いた事だろう。
ところで、このミニオフ会。結果的には「タケシ」さんとsakkyは出会ったワケだが・・・・・。
待ち合わせ場所に、まめっちも来た可能性もあるのではないか。
sakkyにアドバイスした「遠くから見てみる」方法で、彼等二人の行動の一部始終を見ようとしていた可能性も無きにしもあらず。
オフ会の日にち、場所、時間などを知れたはずなのだから、まめっちの性格からして行かない方がおかしいのではないだろうか。
そして「タケシ」の姿をその時見ていたからこそ、後に殺害できたのではないか。
勿論、確信はないし、その時にならsakkyもいたはずなので、こう考えるとその後の話の展開に矛盾が生じてしまう。
この件については、再び考える必要がありそうだ。そのうち。
また、この「タケシ」さんの処理については、本編を参照のこと。
ダチュラとNSC
まめっちの影の顔。ダチュラ。
まめっちとしての爽やかさなど微塵も感じられない、徹底したアングラキャラだ(と思う)。
さて、非常に素朴な疑問なのだが、ダチュラことまめっちは「ロロ・トマシ」=「カイザー・ソゼ」という事に気付いていたのだろうか?
NSCでの「ロロ・トマシ」は、密告遊びを中止させる事が出来るほどの権限を持っており、その地位は確立されている様に思える。
かたや「カイザー・ソゼ」は「滅望の世界」と言う名前からしてダークなページの管理人でありながら、ただ自分のページを必死に宣伝している様な存在だ。
まめっちが気付いていたかどうかは後に書くとして、この両者が同一人物である事を突き止めるチャンスは、あったはずだ。
カイザー君が「串」について知ったのが、3月25日以降(「僕の日記」4/8)。
そして、「カイザー日記」の最初の日付・・・6/22の日記によると、
「以前はストーキングしてる身分でありながら串を知らないなんて恥ずかしい事してた」
とある。
つまり、串を知らない3月25日以前から「NSC」は活動しており、ロロ・トマシが掲示板等に書き込んでいたとしたら、当然カイザー・ソゼとのIPが一致したはずである。
ロロ・トマシが何かしらのログを残すのが条件となるが、まめっちが本気を出したら、そんな条件無しでも余裕で分かっただろう。
では実際に、まめっちは二人が同一人物だと気付いていたかを考察してみよう。
カギとなるのは、カイザー君とまめっちがゲリラオフで出会った時の、まめっちの台詞である。
日付で言うと「カイザー日記」の第2章の最後。9/26の日記だ。
そこでまめっちは、カイザー君を突き飛ばし、こう叫んでいる。
「お前が変な事するからサキちゃんいなくなっちゃったじゃないかよぉ」
この「変な事」がポイントだ。
実際に「希望の世界」が引っ越した理由は、sakkyを、そして希望の世界を、まめっちから切り離すためである。
確かにNSCからの圧力も多少はあっただろうが、早紀ちゃん(正確には、虫の記憶を持った早紀ちゃん)が引っ越す決断をしたのは、まめっちから逃げるためだ。
しかし、そんな事など知る由も無いまめっち。
sakkyが「王蟲」を名乗り「NSCS」というページを作っていた事から、NSCに対して嫌悪の念を持っていた事を知り、「希望の世界の引っ越しの理由=NSCの執拗なストーキング行為」という図式を立てる。
そこでまめっちは考える。
ここでボクがNSCメンバーのダチュラである事をsakkyに告げれば、両方のページで顔が利くボクに「えんどうまめさん、私を助けて!」と助けを求めてくるかも。
そこで助けてあげれば、ボクの株は一気に跳ね上がり、sakkyがますますボクの虜になっちゃったらどぉしよお☆
早速まめっちはsakkyに自分が実はダチュラである事を伝える。2つの世界で繋がっていた事を知ったまめっちは、かなりのうかれ気分だったに違いない。
結果的には、sakkyは達観しただけだったが・・・・・。
そして、まめっちはsakkyに依頼される前に、悪の根元「ロロ・トマシ」の正体を暴くべく得意技・ハッキングを実行する。
串など、全日記の登場人物中、最もスキルがあるであろうまめっちにかかれば、全く無駄なモノであった。
難なく「ロロ・トマシ」の生IPを調べ上げ、不気味な笑みを浮かべるまめっち。
そして、ソレを見てある事を思い出す。
コレって、自分のホームページばっか宣伝してた、カイザーなんたらのリモホと一緒じゃあん!
こーゆーうざいヤツ、ボク嫌いだからその内ヤってやろうと思って、一応抜いておいたんだ。
そこで初めて、ロロ・トマシとカイザー・ソゼが同一人物で会った事に気付いた・・・。
こんなトコであろうか。
と、ここまで推理してきたのだが、実はこんなに考えなくても、まめっちはカイザー君にハッキングした時点で分かっていたのだ。
「カイザー日記」にはっきりと、「ロロ・トマシが僕」と書いてあるのだから。
なので、まめっちが「カイザー君=ロロ・トマシ」の事実を知っていたのは、確実だろう。
ダチュラとNSC・補足
嬉しい事に、掲示板でご指摘があった。
それを引用させてもらってから、考え直してみようと思う。
>気になった点が少し。
>>コレって、自分のホームページばっか宣伝してた、カイザーなんたらのリモホと一緒じゃあん!
>>こーゆーうざいヤツ、ボク嫌いだからその内ヤってやろうと思って、一応抜いておいたんだ。
>>そこで初めて、ロロ・トマシとカイザー・ソゼが同一人物で会った事に気付いた・・・。
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>4月8日(木) 晴れ
>「串って何」発言は主に3月25日付近に見られました。それより以前のログは殆ど残ってないけど充分です。
>そして、それ以前はナマIPがそのままリモートホストに載ってます。・・・・・・・・「処刑人」のリモートホストです。
>5月14日(金) 曇り
>僕すぐに実行したよ殺してあげたよsakkyの為に。あ、でも処刑人は僕じゃないよあれ誰かのイタズラだよ。」
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>より、カイザーのIPは抜いてなかったようになるのでわ?
>抜いてたら処刑人とわかってとっくに懲らしめてたでしょうから。
>同一人物ってのはカイザー日記ハッキングしたときに初めて知ったんじゃないでしょうか?
なるほど。おっしゃる通り。
これは完璧なこちら側の見落としです。申し訳ありません。
と言うことで、考え直し。
3月25日付近に「串」についての発言をしていたカイザー君だが、「付近」というのは微妙な表現だ。
分かりやすくするために、ここでは3月24日〜26日の3日間と仮定してみよう。
何処かで「串」の事を知ったカイザー君は、この3日間で幾つもの掲示板で質問し、ことごとく相手にされなかったと思われる。
そんな時、親切な人によって回答を得る事になったのであるが・・・・・。
「処刑人」を騙り、「殺人依頼掲示板」に書き込んだのが3月26日。この時はまだカイザー君は「串」という存在は知っていたが、理解は出来ていなかった状態だったと考えられる。
だから、生IPをさらけ出したまま、書き込むことになってしまったのだ。
カイザー君は「依頼人」の依頼によって実際に人が殺されていたとは知らなかったようなので、遊び半分で書き込んだのだろうが。
では、まめっちはこの状況をどう見ただろう?
「タケシ」を天に召した後、何者かが「処刑人」と名乗っているのを発見する。
ここで問題となるのは、「まめっちは『処刑人』に興味があったか」である。
26日の新聞に杉崎先生が殺された記事が載っているのだから、「殺人依頼掲示板」さえ知っていれば誰でも「処刑人」を騙れたはずだ。
さらに、「依頼人」=「sakky」のIPが一緒ということを知っていたのだから、自然と「処刑人」のIPも知れただろう。
しかし、まめっちは「処刑人」の正体を知っている様子はなかった。
ということは、まめっちにとって「処刑人」はどうでも良かったのではないだろうか。
他人の功績を勝手に持ち出す厨房君なんかよりも、自分と同じくsakkyも「タケシ」を嫌っていたことの方が重大であった可能性もある。
つまり、この時点でまめっちは「処刑人」=「カイザー・ソゼ」という事を気づいてなかった事になる・・・のだろうか??
この件に関して、意見のある方は掲示板に書き込んでいただきたい。
協力求ム。
末路
「王蟲」さらには「依頼人」までもが「sakky」だという事実を掴んだまめっち。
「希望の世界」だけでなく「NSC」という、全く正反対の雰囲気を持つ2つのページでsakkyと繋がっていた事で、「単なる偶然」ではなく、「必然的に巡り合った運命」と思った事だろう。
自分こそ選ばれたsakkyの白馬の騎士と思い込んだまめっちは告白を続ける。sakkyが気味悪がっている事も知らずに。
しかし、いくら自分の想いを伝えても、あやふやな返事しか貰えず、多少なりともイライラしていたのかもしれない。
そして、タケシを殺害した事も告白。sakkyの願望を叶えたのだから、これでsakkyも自分に振り向いてくれると信じていただろう。
だが、これでも返事はない。そこで、まめっちは「依頼人=sakky」の事実を「希望の世界」で発表するのだが・・・。
まめっちは、こんな事をしてsakkyに嫌われるとか思わなかったのだろうか。
この告発の意味を考えてみよう。
まず思いつくのは、脅迫説だ。
sakkyがまめっちに「会いたい」とか言えば、わざわざ「希望の世界」で疑いをかけられる様には仕向けなかっただろう。
sakkyの事を何よりも大事に思っているまめっちも、sakkyが孤立していく様は見たくないはずだ。
最悪の場合、タケシさん死亡の理由がsakkyの依頼によるものだという事で、今迄の優しく、明るいsakkyの爽やかなイメージは崩れ去り、「渚」さんや「三木」君も離れていく。
こうなれば「希望の世界」は崩壊の危機を迎えてしまう。
崩壊するきっかけを作ったのは、まめっちの発言。つまり、まめっちが「今のは全部ウソだよ」と言えば、全てが丸く収まりまあす。
この「『今のはウソだよ』を言って欲しくば、ボクと会ってよ」というメッセージをsakkyに受け取ってほしかったのかもしれない。
次に思いつくのが、唯一の心の拠り所説。
「脅迫説」と似ているのだが、sakkyが孤立し一人になった所で、まめっちが登場してsakkyに救いの手を差し伸べる、というもの。
しかし、これはsakkyが孤立する原因を作った人物と、助けの手を差し伸べる人物が別人でないと、成立しない。
まめっちの心無い発言のせいで一人ぼっちになったsakkyに、まめっちが「ボクがいるじゃないか」等と声をかけても、間違いなく無視される。
無視されるどころか、今後一切の関係を断たれるだろう。
まめっちにとっては、最悪の説であった。
あと他の説といえば・・・小さい男の子が、好きな女の子に対して、ちょっかいを出すのと同じようなモノだろうか。
と言っても、この場合はsakkyの人格を疑われる様な、名誉毀損に限りなく近いちょっかいだが。
皆さんは、どう思われるだろうか。
さて、さらにしつこくsakkyに交際を求めるまめっちだが、タケシさん殺害時に関して疑問があるので取り上げてみよう。
「僕の日記」の6月16日分に、まめっちからの(ICQだと思われる)メッセージが記されているのだが・・・。
引用させてもらうと
「タケシばっかにいい思いさせないよ そういえばアイツ死に際面白かったな 電話なんかしてやんの」
という部分だ。
推測するに、タケシさんが歩いている所を、まめっちが「エクスカリバー」にて襲撃。倒れたタケシさんは電話を取り出し、助けを呼ぼうとしたが力尽きたのだと思われる。
ココで問題になってくるのが、電話をかけた相手だ。
タケシさんが襲われたのは、3月25日。正確かどうかは分からないが、翌日の26日の新聞に記事が載っている所から見ると恐らく25日、あるいは26日だろうが、ここでは仮に25日に事件が起こったと仮定する。
新聞が、朝刊か夕刊かでも、色々と変わってくるけども。
で、事件当日の25日に、岩本家にタケシさん(杉崎先生)からの電話があるのだが・・・。
この電話が、事件直後にかけられた電話なのかは確信できないが「暗くなってきた頃」に「急いでるみたい」な様子でかかってきたという事は、この電話こそが事件発生を知らせる電話だったのではないか。
この辺も、読み取れて当然なのかもしれないが、最大の謎は「何故、岩本家に最期となるかもしれない電話をかけたか」である。
もしも自分が通り魔に襲われ、負傷したら何処に連絡するだろうか。
病院?警察?家族?恐らく、これらのどれかのはずだ。
余程の場合でない限り、恋人・・・それも付き合ってもらえるかどうか分からない人に最期の電話をかける人はいないであろう。
勿論、タケシさんがその「余程の場合」に該当して、死ぬ間際でもsakkyの事を想っている、と伝えたかった可能性もないとは言いきれないが、それでも家に「sakky」が在宅してなければ意味が無い。
もしくは、警察なり病院なりに連絡してから、誰かが駆けつけるまでの間、余力を絞って、電話をかけたのかもしれない。
とにかく、タケシさんのsakkyに対する想いが真剣だった事は確かなようだ。
さてさて、話を戻そう。
執拗な告白によって、sakkyにストーカーというレッテルを貼られたまめっち。
あの態度じゃそう思われて当然か・・・。などと納得するのは「ファンクラブ」を運営している僕にとって不謹慎極まりないな。反省。
しかし、その甲斐あってまめっちはsakkyとの接近に大きな一歩を踏み出せた。
sakkyの本名を知ったのである。これはでかい。まめっちはその日のうちに本屋でも行って、姓名判断による愛情占いでもしたかもしれないな。
そして、さらに一方的にオフ会を迫っているのだが、普通の人でここまでされたら、正直イヤになるだろう。
だが、またまたその甲斐あって、とうとうオフ会の許可も得たまめっちは、狂喜乱舞したに違いない。
sakkyこと、サキちゃんの知らなかった一面を知れて幸せだった事は確かだ。
そしてsakkyからのバイト先で会おうという提案。まめっちの事だから、会えれば何処でも良かったんだな。
昂ぶる気持ちを抑えつつ、バイト先のURLが書かれたメールを読むまめっち。
で、そのURLのページに飛んだまめっちは愕然としたはずだ。なんせ、風俗店のHPだったのだから。
さて、このHPに載っていた事。それは、時間のシフトだろう。
つまり、源氏名「サキ」さんの、店で働いている時間にまめっちを出向かせたワケだ。
そんな事など知らないまめっちは、どんな気持ちになっただろうか。
清純で、可憐なsakkyのイメージが崩れ去っただろう。かなりのショックを受けたと思われる。
それでもsakkyに会いたいまめっちは、複雑な気持ちでそのsakkyが務めているハズの風俗店へ行く。刃物を持って。
さあ、またまた疑問。この刃物は、タケシさんをヤッたモノと同じ、後の「聖剣・エクスカリバー」なのだろうか。
日記には「刃物」としか書かれていないので、包丁なのかナイフなのかは分からない。
でも、さすがに包丁だと如何にSMクラブと言えど「ちょっとやりすぎた」では済まないだろう。
それに最悪の場合、凶器として警察に押収され、さらに血液反応などを調べられるととんでもない事になる。
なんせその「刃物」には「サキ」さんの他に、もう一人別の人物の血液が付着していた跡があるのだから。
当然警察は、その血液を誰のモノか調べる。そして、その血液は少し前に通り魔によって殺害された「杉崎武志」の血液と一致。
こうなると、最早言い逃れは不可能である。
やはり、ここは「刃物=ナイフ」と考えるのが妥当かもしれない。
僕はそっちの方面に興味があるわけではないので、断言は出来ないのだが・・・。
風俗店に着いたまめっちは、「サキ」さんを指名し、部屋へ通される。
そして二人っきりになった途端に切りつけた。この時のまめっちの心の中を考えてみよう。
少なくとも、部屋に入り切りつけた時点までは、「サキ」さんを「sakky」と思っていたはずだ。
指名して「サキ」さんと対面したまめっちは、喜びと共に、「純情可憐なはずのsakkyが、こんな所で働いていたなんて・・・」という思いもあっただろう。
そんなイメージを崩されたまめっちは、刃物で襲ったのだが、この行動の理由も考えてみよう。
「狂ってるヤツだから」などという理由では、余りにも忍びない。
その理由として、一番適切と思われるのは、「自分のイメージしていたsakkyを守るため」だろうか。
自分の想像していたsakkyとは、かけ離れた現実のsakkyを目の当たりにして、「現実の・・・目の前にいるsakkyが、『希望の世界』でのsakkyを汚している」とでも思ったのではないか。
あまりに大きなショックの為、「現実」と「ネット」の区別が付かなくなっていたのかもしれない。
そこで、まめっちの出した答えは「現実を消してしまえば、sakkyは清らかなママでいられる」だったとすれば、説明できるのではないだろうか。
また、この答えは後の亮平君も似たような考え方をしている所から、もしかするとまめっちにも「虫」の呪いが降りかかっていたのかも・・・・・。
結果、まめっちの狙いとは裏腹にその計画は失敗して、警察に連行されるのだが、その時の様子も考察してみようと思う。
恐らく警察に連れて行かれたのは、容疑者であるまめっちと、被害者の「サキ」さん、関係者としてまめっちを取り押さえた店員数名だろう。
そして、事情聴取が行われる。
その時には当然、動機が聞かれるワケだが、まめっちはどう答えたのだろう?
「僕のイメージを壊したから」と言う動機で、警察が納得するとは到底思えない。
同時に「サキ」さんにも事情聴取が行われ、狙われそうな心当たりなどを尋ねられる。
そのうちに、警察は二人を繋ぐ何らかの関係を調べるだろう。
そうなると「サキ」さんは当然こう答える。「私、こんな人知りません。」
次にまめっちは驚くに違いない。
「え!?何言うんだよ。sakkyでしょ??今日会おうって言ってたじゃない!!」
「sakky?何よソレ。私の源氏名は『サキ』よ。」
「だから、イワモトサキちゃんでしょ??ちゃんと差出人のトコに書いてあったもん!」
「はぁ?アンタこそ何言ってんの?イワモトサキ?差出人?誰かと間違ってんじゃないの?」
「とぼけないでよ!『希望の世界』のsakkyでしょ??昨日あの店のHP教えてくれたから、僕来たんだよ!!」
「ホームページ?確かにウチの店にHPはあるみたいだけど、私インターネットなんてやった事ないわよ!」
「え・・・・・!???」
こういう風なやり取りがあって、まめっちはココで初めて「『サキ』さん≠sakky」である事に気付いたのだろう。
まあ、実際にはこんな説明臭い会話ではなかっただろうし、二人の間に警官が入っていたかもしれないが。
そして、いくら人違いと言えど立派な傷害事件。今度は警官による尋問が始められる。
まめっちの場合は、現行犯のため言い逃れは出来ない。そこで、本物のsakkyを追う目標を掲げたまめっちは必死に言い訳をする。
再び胡散臭い会話をご覧頂こう。
まめっち:「アソコはSMクラブだろぉ?僕があーゆー趣味を持ってたらダメなのぉー??」
ポリ:「ダメとは言ってないだろ。ただ、いくら趣味だとしてもアレはやり過ぎだ。」
まめっち:「やり過ぎっていう基準は何処で決められんのさぁ!ムチや蝋燭で傷ついても、逮捕なんかしないだろぉ??」
ポリ:「そうかもしれないが、君の場合は『人を殺せる』道具だろ?持ち歩くだけで犯罪なんだぞ?」
まめっち:「そんなの屁理屈だ!ムチだって首を絞めれば人を殺せるじゃあん!!あの偽sakkyが僕の趣味のレベルについてこれなかったダケだよ!!」
と、こんな感じで警官を論破したのではないだろうか。無理矢理だったが。
ちなみに、現実ではこんなのとは比べ物にならないほど厳しい追及を受けて、逃げ切れる事はまずないだろう。
但し、この一連の場面を成り立たせるには条件がある。
それは、まめっちが「サド」を演じ、サキさんが「マゾ」であるという事。これが最低必要条件だ。でないと会話に矛盾が生じてしまう。
実際にどの様に事が進んだのかは不明だが、まめっちが逮捕されずに済んだという事は、上手くやったんだろうな。
もしくは傷害罪を受け入れ、「30万円以下の罰金」を払ったのかもしれないが、下手をすると殺人未遂になるだろうし・・・。
しかし今思えば、この時に「サキ」さんの殺害を成功させ(本当に殺害を計画していたのかどうかは分からないが)逮捕されていた方が良かったのかも。
ブタ箱生活になるものの、清らかなsakkyのイメージを保ち続けられるし、これから起こる、あまりにも不幸な人生を歩まなくて済んだのだから。
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